高校卒業後の進学に悩んでいる方必見!専門・大学どっちにする

専門・大学選びガイド

最終更新日:2014/9/11

大学入試において、早めの決定をしなければならないのは、大学選びのほかに学部・学科選びです。
しかし、大学での学部や学科の内容をなんとなくわかっているようでわかっていなくて、ただぼんやりとウワサだけを聞いて決めている人も多いのではないでしょうか。大学というところでは、就職とかそんなことよりも、後の人生において活用できる知識や技術をより高いレベルで身に付けることができます。


ですから、大学の学部・学科選びにはなるべく慎重になることをおすすめします。
みなさんの学部・学科選びの手助けに少しでもなるため、私の知識と調査の範囲内によって、なるべくわかりやすく学部や学科の話をしてみたいと思います。

文学部・人文学部 経済学部 経営学部・商学部 教育学部 工学部

文学部・人文学部とは

文学部・人文学部ともに、「文系学問から法学・政治学・経済学といった社会科学を除いた学問群を指す」という定義で似ており、ほとんど同義です。 ただ人文学部は「人」に関係する学問の色が強いこともあります。
文学部は理念的に「哲学」・「史学」・「文学」という人文学の三つの部門を持ちますが、「心理学」や「社会学」といったものも含み、非常に幅広い分野にわたったりします。
まず「哲学」は、倫理を勉強している人には理解しやすいかもしれませんが、大雑把にいうと『真理』・『美』・『存在』などの命題に対してうまく説明するように考えていく学問です。
このようなことを学ぶと、物事について、深く、いろんな見方ができるようになるかもしれません。
それから「史学」は高校の歴史の授業みたいな感じですが、さらに細かく、あるテーマについて深く掘り下げて学んでいきます。
このようなことを学ぶと、過去の歴史的事象から現代の問題について考える見方ができるようになるかもしれません。



経済学部とは

経済学部は簡単に言えば、「お金の流れ」について学びます。
その中には、社会全体や世界全体についてのお金の流れを考えていく「マクロ経済学」と、例えばある会社ではどのようにすれば効果的に消費者に提供し、儲かるようになるのかといったことを考える「ミクロ経済学」があります。
そのほかにも、昔の経済の理論を学んだり、経済に関する様々な理論を学んだりします。
最近、株がブームになっていますが、株取引のしくみなどについて学んだりもすることでしょう。
また、お金の動きを学ぶためには統計や微分・積分など数学の知識を使わなければいけないときもあります。数学の基礎的な知識は身につけておきたいところです。

    


経営学部・商学部とは

経営学部・商学部は、イメージ的には、「経済学部」と同じように考えている人も多いかと思います。
しかし、その定義は異なっており、「経済学部」が社会全体や企業全体についてのお金の流れを考えていくのに対して、「経営学部・商学部」では、より実践的な経営についての学問を学びます。 
簡単に言うと、経営学とは、「商売するにはどうやったらいいのか」「会社が成り立っていくためには何が必要か」ということを学ぶということです。 例えば、あなたが、事業を始めようと考えたとします。
しかし、まず個人事業にするのか、有限会社や株式会社、はたまたNPO法人など、選択肢はいくつもあります。 それから、何をどういう方法で売るのか、店舗を設けるのか、広告や宣伝はどうするか、社員などを雇うか、税金についてはどうするか、資金はどこから調達するのか・・・といったことが必要になります。 このような実際の経営について細かく学んでいく、ということです。 基礎的科目として「企業経営」「会計」「マーケティング」「情報」の基礎を学び、その後「ビジネスモデル」などのより専門的な分野を学んでいきます。
「起業・経営」のコースでは、将来、ベンチャー起業家を目指す人のために、事業アイディアをビジネスとして組み立てる思考プロセスを実践的かつ体系的に学んでいきます。
「会計」のコースでは、基本的な経営理論や複式簿記の技術および会計理論をベースに、企業の財務諸表の作成や分析を通して、幅広い会計マインドを実践的に学んでいきます。
「マーケティング」のコースでは、経営活動におけるマーケティングの実際面や、市場環境の変化に対応したマーケティング活動を計画的に行うために必要な知識・技法を体系的に学んでいきます。
「情報」のコースでは、基本的な経営理論や財政・会計理論をベースに、企業経営における情報活用について事例で実践的に学びます。企業・社会のなかでお金の流れだけでなく情報の流れの理解を通して企業経営を把握する素養を身につけることを目的としています。 また最近の大きなキーワードである「情報化」「国際化」についても学び、時代の流れについて理解していきます。

    


教育学部とは

教育学部は大きく分けて、「教員養成系」と「教育学系」とに分かれます。 ・「教員養成系」 「教員養成系」はいわゆる「先生」になるための講座です。 先生には、幼稚園・小中高・養護学校などを含みます。 それぞれの先生になるために必要なことを学びます。 ・「教育学系」 「教育学系」では学校に限らないあらゆる分野での教育に関する基礎的な研究 をします。 例えば、「学校でのゆとり教育についてどのように取り組んだらよいのか」、「会社での人材育成のためにはどのような教育を施したらよいのか」といったテーマに従って学んだり検討したりします。 卒業後は教育学の研究者を目指すか、一般企業で人事などの仕事に就くようです。 最近では、教育学部においても教員免許をとらなくても卒業できる制度となっている大学も増加したために、卒業生の進路としては、教員、公務員のほかに、そのまま大学で研究を続けたり、金融業や製造業といった一般企業で働いたり・・・と多岐にわたっているようです。 それから、教員免許がとれるのはなにも教育学部だけではありません。 例えば、理学部の理科系学科を卒業すると、中学校や高校で理科の教員の免許も取れたりしますし、体育大学を卒業して体育・保健の教員になることもできます。 先生を目指している人で、すでになりたい分野が決まっている人は、どのような選択肢があるかをもう一度調べてみてもいいかもしれませんね。



工学部とは

工学部は技術を磨いてモノをつくるところです。 理学部が「基礎研究」であるならば、工学部はその理学部で作られた理論をもとに製品などのモノにしていきます。 工学部は分野が幅広いのですが、大きく分けると、
・機械工学 ・建築、土木工学 ・材料工学 ・情報工学 ・生物工学 ・電気、電子工学 ・航空、海洋工学
などに分かれています。
例えば、パソコンやネットの仕組みを学びたければ「電気、電子工学」や「情報工学」、ロボットを作りたければ「機械工学」といった感じです。 区分は各大学によって違ってくるので、自分のやりたいことができるのか、よく調べておくようにしましょう。




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